「手のひらに、文学を。」
文鳥社の生み出すこの文庫ブランドは少し特殊な文庫本。
様々な作家の16ページ以下の名作を、それぞれ一つずつ読みやすい形のジャバラ式の本にして、オムニバス作品のようにシリーズで展開します。
現代では、情報を得るにはパソコンもあればスマホもあり、テレビだってどこでも見られるようになりました。
そんな中で、しっかりと紙の質感を感じながら、インクの匂いを感じながら、これまでに「読んだことがありそうで、実はなかった素敵な作品」に出会う愉しさ。
文鳥文庫は気軽にその愉しさを実感できる書籍です。
シリーズはまだ少ないですが、今後続々と登場しては、これまでの文学のあり方をもっと身近に、もっと気軽にしてくれる存在だと思っています。

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